virgiL

さぁ、物語を始めようか。

【証拠有り】意外と簡単に報酬未払いの復讐ができた話

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こんにちは、和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。

まず初めに。
個人で企業と争うのは、間違いなく賢い選択ではありません。

今回のお話は、未払いを起こしたクライアント側があまりに特殊なケースだったため成立したのだと思っています。心強い弁護士さんのバックアップもありました。

おそらく法律的には限りなく黒に近いグレー。片脚真っ黒に浸かっているくらいの復讐劇です。

会社、企業を相手に復讐する際はあくまで自己責任で、そして全力で叩き潰しましょう。 

また今回記事にする内容は全て事実であり、僕のような未払い被害者の参考、教訓になればという想いから公開しています。
決して「あのクソ野郎ども!名指しで晒しあげてオワコンにしてやるぜ!www」なんて記事ではありません(笑)

地雷クライアント

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フリーランスのクリエイターにとって、地雷クライアントの存在というのは本当に厄介なものです。

先日、ある地雷クライアントと関わってしまった我々プロジェクトvirgiL。

人づてに紹介を受けて楽曲提供の依頼を引き受けたのですが、

・許諾していない楽曲の無断使用
・作業料、楽曲使用料等の未払い

などなど、総額で云十万円を超える被害を被りました

名前は出しませんが、敵は未来ある児童たちを相手にするパフォーマス企業。

盗品の楽曲を使ったショーを子供たちに見せていいのか!

否!断じて、否!

「やられたらやり返す、倍返しだ!」

と、いうことで仕返ししてみたら

こちらが受けた損害の何倍ものダメージを与えることに成功しました。

今回はそんなお話です。

原因は常識が通じない取引先の社長

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社長さんの名前で検索をかけてみると、

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こんな感じで、自分の企業名を晒してまで喧嘩している姿があちこちで見受けられます。これ一つではありません。
ちなみに上記のやりとりはヤ○オクの掲示板で見つけました。

……なんて自分勝手で非常識なのでしょう。

何が言いたいのかというと。

相手がどこの誰だか分かっているのであれば、依頼を受諾する前に取引相手についてリサーチしておくことを心からオススメします。

Googleで企業の名前や取引相手の氏名などで検索すると、意外とホイホイ危ない情報が出てきたりします。

これはフリーランスが自分の身を守るための手段です。 深く関わりを持つ前に、必ず下調べをしましょう。

virgil.hatenablog.jp

常識を疑う社長の行動の一例

平日の朝9:00過ぎに、社長さんから留守電が入っていました。

「アドレス変更したでしょ?メールが送れないよ。今すぐ電話下さい。」

普通の社会人なら平日の日中なんて仕事中だと思います。
例に漏れず、僕も昼間は圏外のスタジオで仕事をしています。そして、もちろんその旨は契約の時に伝えてあります。

※留守電はお昼休みに地上に出た際に気付いたものです。

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―にも関わらず、このような一方通行な「今会いにいきます」メールが立て続けに何通も送られてきたり。
※業務内容を特定されそうなワードはボカしてあります。

アスペ患者は常に自分中心の世界で生きています。相手の都合などお構い無しです。

このような一方的な要求を送ってくる方との取引は、例に漏れず毎回問題が発生しています。 このような予兆が見られたら、トラブルに巻き込まれる前にすぐに契約を解除することをオススメします。

virgil.hatenablog.jp


そもそも仕事の取引に使用する大切なメールアドレスを、予告も無しに変更するなんて非常識な真似はしません!他の取引相手とのやりとりだってあるんです。

先にネタバレしてしまうと、このような言い回しをされたのは初めてではありません。
メール主義の僕と電話で話したくなるたびに、毎回のように「メールの設定変えたでしょ、電話しよ」と言ってきます。愉快な方です。

日中は仕事の都合上受話器を取るのは難しい旨と、何も設定変更などはしてないので再度メール下さいという内容を連絡しました。

すると、13時46分

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「メール届いた?てか俺が電話したいって言ってるんだから電話出ろよ、殺すぞ!

というような内容の、社長さんからの留守電が長々と入っていました。
…だから僕の職場は圏外なんだってば。

ちなみに、こちらの留守電は暴言・脅迫の証拠音声ファイルとして大切に保管してあります。

それから15分後14時01分

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内容はしれっと何事もなかったかのような納品データの変更依頼。

このタヌキじじい、電話で暴言吐き捨ててから冷静にメール打ちやがったな!

おそらく、ここで僕が電話に出ていたら「ほら、やっぱり届かないじゃん」とか言いたかったんでしょう。もはや詐欺師の手口です。

ちなみにこの時の依頼内容も、最終マスタリング済みの楽曲の構成変更という本来ならば受け付けられないようなタイミングでの無理な依頼でした。
わかりやすく言うと、発売済みのCDに収録されている曲の歌詞を「新しく良いの思いついたからレコーディングし直して!CDの回収もやっといて!」みたいなレベルのお話です。
「もう編集できませんからね!」という確認を何度もしていたのに…。

まだまだアスペ社長さんの非常識を露わにできる証拠はたくさんあるのですが、今回の記事の趣旨はここではありません。未払いの復讐です。なのでこの辺にしておきます(笑)

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復讐してみた

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さあ、復讐劇を始めようか。

相手が墓穴を掘り続けていた

僕は社員でもないのに、僕のメールアドレスにスパムのごとく企業の情報をばんばん送ってくる社長さん。

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原文そのまま。
アスペ特有の無駄に多い句読点が地雷臭を漂わせます。

Q.何故こんなメールが次々に送られてくるのか。

A.正解はこちら!

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なんと社内一斉送信のメールに僕のメールアドレスが勝手に追加されていたのだ。

しかもBCCでもなく、TOで。
これでは全員のアドレスが丸見えである。

その時点で一企業として異常なんだけどね。
普通の会社なら「ごめんなさい」では済まされない立派な情報漏洩です。ちなみにTOやCCからのメールアドレス流出は、訴えれば賠償を払わせることが可能な事案だそうです。

もう一度言います。僕はこの企業から単発で楽曲提供の依頼を受けた外部の委託業者に過ぎません。社員ではありません。

このお漏らしのおかげで今回は助かったんだけど。
※相手企業内の善意ある方からの密告で、我々の楽曲が許可なく無断で使用されていることや大量の未払いが発覚しました。

ちなみに以前、メールアドレス流出の件に関して社長さんに問い合わせたところ「君が何を言っているのか分からない。そんな設定は知らない。パソコンオタクが俺を原始人扱いするな」とめちゃくちゃ怒鳴られました。

えぇ…(ドン引き)。統合失調症かな。

※その時の異常なやり取りも、もちろんしっかりと証拠を残してあります。

奇襲攻撃

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いつ何時如何なる場合であっても、現状を変えるためには行動が大切です。

企業側が一斉送信メールで垂れ流してきた情報を元に、有力そうな各関係機関に連絡してみました。

この時、

・身分をしっかり明かす。
・事実を盛らずに間違いなく伝える。
・どうしてほしいのか要求を明確に言う。

この3点を意識しました。
とくに三つ目は「とりあえず、どうにかしたい」ではなくて、曖昧にせずに明確にお話するようにしましょう

今回はあくまで「未来ある子供たちには犯罪を犯すような奴らに関わってほしくない」という趣旨からの情報提供と相談という形で各機関に連絡させていただきました。

勝利、圧倒的勝利

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時間と体力の許す限り、各機関との交渉を続けました。

どのような対応をして頂いたのかを具体的、大々的に公開するわけにはいきませんが、結果だけお話すると圧倒的大勝利です。

心中察して対応して下さった各機関の方々、お忙しい中本当にありがとうございました。

今後、長期スパンでゆっくりと、そして確実に今回の未払い企業は破滅に向かっていくことでしょう。
小学校を相手にする仕事は、当時の1年生が卒業するまでその学校では同じ演目を行えないので 7年という長期戦で効果を発揮します。

あのね、泣き寝入りは絶対ダメだよ。

奪われて悔しい想いだけさせられて、尻尾巻いて大人しく逃げるなんて そんな負け組な生き方したくないです。

行動を起こすって本当に大切です。
捨てる神あれば拾う神ありです。

どうせダメだと思っているなら、ダメ元でも良い。行動してみましょう。

ちなみに交渉の結果。
即効的な効果が期待できるのは35%前後
上記を含み良いお返事を頂けたのは全体の76%前後

「1〜2件だけでも取り合って貰えたら有難いな…」くらいの気持ちで交渉に踏み切ったので、今回の結果は予想を大幅に上回る勝率でした。

必ず良い方向に光が射します。

今回の案件では、それをしっかりと証明できたと思います。

大丈夫。本当にあなたが被害者なら、周りは皆あなたの味方です。
行動を起こしましょう。


最後に

北海道内の保育園、幼稚園、小学校の関係者様並びに各地の教育委員会の皆様へ。

僕は犯罪者が牛耳るような団体が生み出す時間を、これからの日本を作っていく子供達の記憶に留めたくありません。

もし必要であれば、相談窓口virgil.inbox@gmail.comまでご一報下さい。
所属機関やお名前、役職などを明かして頂ければ、今回の窃盗・未払い問題を起こした団体についての情報を一部リークさせていただきます。