音が出ない!ボタンが押せない!ガイアメモリを修理してみた。(画像あり)
こんにちは、仮面ライダーW大好き和明さん(@KAZUAKI_virgiL)です。
どんっ。
こちらは仮面ライダーWの翔太郎の「いくぜ、相棒」ボイスが収録されているガシャポン DXサウンドカプセルガイアメモリ6のジョーカーメモリ。
高校時代に、ファンの方からプレゼントして頂いたガイアメモリの玩具です。
実はこちらのガイアメモリ、入手当初からスタートアップスイッチ(ボタン)がめちゃくちゃ固くサウンドを鳴らすのに相当な力が必要でした。おまけに、最近は変身音(待機効果音)が数秒で途切れてしまうおまけ付き。
ガイアメモリのボタンが押しにく現状は、基本的には背面のネジを軽く緩めることで解決できます。
…しかし、このガチャ版のジョーカーメモリは一筋縄では行きませんでした。
こんなところで諦める僕ではありません。修理してみました。
※和明さんは電子機械科卒業の電気工事士として特別な訓練を受けています。
修理、改造は全て自己責任になります。
ガイアメモリを修理してみよう
それでは早速修理してみましょう。
開腹
まずは背面の電池ボックス以外のネジを外してみます。ドライバーで丁寧に外しましょう。
取り外したネジはとても小さいので、失くさないように気をつけましょう。
メモリブレイク!!
開腹しました。これがガイアメモリの内臓です。
この時、メモリ正面部のスピーカーとメモリ背面部の基板が銅線で繋がっています。
無理やり開いて断線させないようにくれぐれも注意しましょう。
少しくらい雑に扱っても意外と大丈夫だけどネ。
カプセルガイアメモリの仕組み
さて、せっかく開腹したのでガイアメモリの音が出る仕組みを見てみることにしましょう。
※今回はDX版ではなく、カプセル(ガチャガチャ)版のガイアメモリです。
ボタンパーツの裏側が、斜面になっているんですね。
そして基板に動力を伝える腕にも、同じように斜面があります。
この斜めの面同士が滑って、ボタンの動力が上に向かって音声スイッチを押し上げます。下半分のカバーの溝が、シリンダーの役割を果たすんですね。
基板側には連桿の受け皿の中にシリコンで出来たバネが入っていました。
バネの中心部にはカーボンかな?電気を伝えることができる導体が入っています。
この導体が「スイッチ」と書かれた基板に触れることによって、豆電池からの電流が流れてガイアウィスパー(音声)が発音されます。
パッと見では、だいたいこんな感じではないでしょうか(笑)
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修理
- ボタンから動力を伝える棒の位置を調整して、滑りを良くしてみましょう。
- 導体と基板の接触カ所の位置を調整してみましょう。
- 電池の残量を確認してみましょう。
結論から言うと、効果音が途切れる原因は電池がないだけでした。スイッチの感触に問題が無くて音が途切れるだけの場合は、まずは新しい電池を入れて試してみましょう。
ボタンが固い現象、ボタンが押せない現象に関しては、中のパーツの位置を少し調整するだけで無事に改善することができました。やはり各パーツの微妙なズレや、締まり具合が原因だったようです。
ちなみに、ガイアメモリシリーズに使われている電池はボタン電池のLR44になります。
ダイソーなどの100均でボタン電池を買うと1〜2個で108円とかなり割高になってしまうので、玩具にボタン電池を使用する際は下記リンクのAmazonからのご購入をオススメします!(10個で100円程度で販売しています)
おまけ
フィリップ君の「行こう、翔太郎」の音声が収録されたサイクロンメモリももちろん持ってますよ!
DX版も!